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>第2章 リーマン生活>社会人学生
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現在、管理人は大学の夜間学部に通っています。
最近、仕事をしながら大学で学ぶリーマンが増えてきています。書店などでも、社会人のための大学院入学の本などもよく見かけます。
実際に民間で働きながら(公務員の人の通学が非常に多い)、大学に通っている管理人の体験をもとに、何故大学で学ぶのか?等をご紹介したいと思います。
1.何故社会人学生になったのか?
2.社会人学生の良いところ
3.社会人学生の悪いところ
4.社会人学生のすすめ
■何故社会人学生になったのか |
- ●勉強がしたい
- 目的の最も大きな要因はこれです。社会人になると多くの人は、もっと勉強をしておけば良かったと思うのではないでしょうか。
管理人の場合は、その想いが人一倍強かったのだと思います。読書のススメのページで紹介した通り、管理人は自分の無知を認識しています。
人生は一度きりです。管理人はできるだけ多くのことを知りたいと考えています。
- ●残業の毎日
- 社会人になって思ったのですが、社会人って会社にいる時間が長く本当に自由な時間が少ないですね。
もともと社会人になっても、勉強がしたいと思っていた管理人ですが、さすがに皆が遅くまで仕事をしている中で、自主勉強のために早く帰ることはできませんでした。
管理人の残業時間は比較的長い方だと思います。担当していた業務が伸び盛りということもあり、朝早くから夜遅くまで仕事をしていました。気が付けば、週末も会社で仕事をするようになっていました。
忙しい毎日の中で、勉強をしたいという気持ちもすっかり薄らいでしまっていました。業務のやりがいもあったと思いますが、仕事人間と呼ばれるようになっていました。
- ●転機
- 業務に追われ、気が付けば年を重ねていました。ある年のこと、その年のテーマを「よく考えるにしました」。
その年は、時間があれば将来のことなどを良く考えるようにしました。読書する習慣も少しずつ取り戻して行きました。
考え続ける中で、長い目で考えた時に、会社のために頑張ることは大切だけど、自己スキルアップを犠牲にしている自分に気づきました。
もはや終身雇用時代は終わりを告げているのに、自己スキルアップを犠牲にしてまで、会社の利益のために頑張るのはあきらかに間違っていると思うようになりました。
学生の頃は、大手企業に入ることが勝ち組だと思っていました。そしてその通りに就職活動をして、一応大手企業に入りました。
今思うのは、その考え方そのものが会社に依存しているのではと思います。
とにかく、会社のためにではなく、自分のために働こうと決断したのです。
- ●勉強時間の確保と大学
- 自己スキルアップをしようと考えた時、まずは時間の確保が必要であると考えました。
日常のどこから時間を確保するかと考えましたが、残業時間(いわゆるサービス残業)を減らすのが、最も効率が良いと考えました。
- 残業時間を減らす努力は、日々の業務を効率的に終わらせる努力につながり、効率良く仕事を終わらせる技術を身につけることができる。また、仕事を他の人にお願いするようになり、
他人を使う技術を身につける。
- サービス残業時間をなくすことで、労働時間に等しい対価を受け取ることができる。
上記を実現するための方法として、大学への編入学を考えるようになりました。
当時大学入学に際して考えていたメリットは以下の4つです。
- 上記2つの条件を満たすことができる。
- 毎日、17時以降は会社から離れて考えることができる。仮に授業がつまらなくても、その時間も自己学習の時間として使うことができる。
- 脳の活性化が行える。脳のしくみの話になりますが、普段使わない分野に刺激を加えることにより、シナプスのつながりが良くなり、発想が豊かになるのではと考えています。
- 会社では知り合うことができない人達と知り合うことができる。
実際に大学に通い始めて半年になるのですが、想定していた通り充実した日々を送っています。
懸念していた、早く帰ることによる周りの反応ですが、どちらかと言うと協力的な人が多く、なんとか上手く言ってます。
早く帰る分、管理人は誰よりも早く出社していますが、そのことをなるべくさりげなく周知するようにも心がけています。
次の章以降で、実際に通い始めて分かった、メリットやデメリットを紹介したいと思います。
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■社会人学生の良いところ |
- 1.毎日定時で帰れる。
- その代わり管理人は早朝出社してます。
- 2.講義を受けることに意義がある。
- 本で勉強するのとは違って、教授の楽しい話を聞くことができます。
- 3.大学の図書館が使える。
- これは便利です。大学の図書館は文献検索も使えます。
- 4.学食が安い。
- 学生ではなくても食べれるのですが、毎日大学へ行くと食べる機会も多くなります。
料理はうまいより安いだ!という人には最高だと思います。
- 5.知り合いが増える。
- 夜間大学には、さまざまな人達が来ています。普段、全く知り合う機会が無いような人とも知り合ったりすることができます。
会社の社長や、人妻、現役学生など、会社と家の往復では知り合えない人とたくさん知り合えます。
- 6.学生割り引きが使える。
- 高い授業料の対価とも言えますが、学割が使えます。
管理人は、映画や携帯電話料金、電車代などに使っています。
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■社会人学生の悪いところ
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- 1.残業ができない。
- 17時以降の仕事には参加できません。夜型の人との仕事はやはり難しいものがあります。
- 2.早く帰るので、他部署の人の目が気になる。
- 部内では、認められているのですが、他部署の人達まではさすがに伝わっていません。
- 3.土曜日も授業がある。
- これは大学の授業や、取得単位等によって変わりますが、管理人は土曜日も大学に行ってます。
- 4.飲みに行くヒマがない。
- 毎晩大学に行ってると、そんな時間はありません。
会社の飲み会もほとんど参加できません。
- 5.とにかく時間がなくなる。
- 学校へ行くことで、仕事に迷惑がかかるようでは、いけないと考えます。
仕事も学校も充実となると、残された時間というのは、少なくなってしまいます。
管理人は、6時間寝るように心がけているのですが、実際はほぼ寝れることはありません。
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■社会人学生のススメ |
- 1.管理人はお勧めします。
- 学生と社会人の2足のわらじを履くというより、他の人に比べて2倍生きてる気がします。
- 2.会社に依存しない時代。
- 終身雇用制の衰退とともに、会社のために一生懸命頑張って働き
安定した老後を遅れる時代はとっくに終わっていると管理人は考えています。
私は今の仕事を続けても先がないと思い、考える時間を作るためにも大学へ行こうと思いました。
- 3.目的に応じて大学の種類も多数。
- これは大学の授業や、取得単位等によって変わりますが、管理人は土曜日も大学に行ってます。
- 4.結論
- 仕事が終わってからの、時間を飲みに行ったりするのではなく、勉強にあてることは、いわゆる自己投資です。
自己投資にはさまざまな形がありますが、管理人は強制的に時間を確保するためにも、社会人学生の道を選びました。
今後、日本においても、欧米と同じように社会人学生が増えると思います。
もし、検討されている方がいれば、相談にのりますので連絡頂ければと思います。
日記も毎日更新しているので、そちらも参考にしてください。
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